2012年7月14日土曜日

ステレオタイプの偏見




ステレオタイプの偏見 六本木編

例:パイオツかいで〜のチャンネーとギロッポンでルービーみーのーしてテルホー














今月は原稿が4本。
単行本作業もあるし忙しい。
量的には週間ペースだな。
ありがたいです。





で も


忙しくてもインプットは怠らない。
打ち合わせのついでにアラブ・エクスプレス展を観に行った。









森美術館は非営利目的なら写真撮り放題。
でも毎度「本当にいいのかなぁ〜・・・」とドキドキする。
まぁ、いいか。

アラブ・エクスプレス展、想定の範囲内かな、て感想でした。
会場に入るとまず赤いヴェールをまとった女性の写真がお出迎え。
異国人から勝手につくられたステレオタイプなアラブ像に異論を唱える作品。
会場の中を進んで行くと

解放!
アイデンティティ!
再考!
揶揄!
ユーモア!

そんな言葉が飛び交っている。
それに込めた思いとか、それに介在する歴史は解るけれど
なんかお土産屋さんみたいだなって思った。
今その解釈をつらつら書いてみたら
皮肉っぽくなったので消しちゃったけど。

もしかしたらメッセージが先行してる作品ってちょっと苦手なのかもな。
作者のメッセージが明解であればあるほど
受取手の感想は「あぁ、そうなんですか」でしかなくなってしまうし
わたしはもっと想像したい。
これは「じゃぁキャプション見なきゃいいじゃん」っていう話じゃない。






でもいい作品も沢山あったし
ポストカード買ったぐらい気に入った作品が二つあった。
サーディクなんちゃらさんの『私の父が建てた家(昔むかし)』は
エンドレスで観てたいぐらい美しい映像作品だった。

いつか女4人で「アブダビ〜!」って言いながらアブダビに行ってみたい。