2012年5月29日火曜日

My Tooth!!!!



町麻衣ちゃんからもらったおかきを食べたら
奥歯がまっぷたつに割れた。
しかも気づかないでしばらくその歯をがりがり食べてたorz


歯ー



2012年5月28日月曜日

美しいもの



クロノスの取材が大好き。
リシュモンのオフィスにてジャガー・ルクルトの取材。
トゥールビヨンについて何の知識もない私だったけど
やはり美しいものを視れるのは嬉しい。
くるくる回る複雑機構が
技術者達の長い時間を刻んできたのが見えた。
正確に、正確に。


人は美しいものに惹かれる。
刹那的な美しさもあるけれど
変わらない美しさって生き様なのだと思う。


半年前にあるきっかけがあって自分のルーツに立ち戻った。
ちゃんと勉強を始めよう。
美しい人でありたいから。


リシュモンのオフィスに臨む景色も美しかった。


2012年5月26日土曜日

一生分のモチベーション


やっと大友克洋GENGA展に行ってきた。
入ってすぐカラー原稿の鮮やかさに目を奪われる。
そしてAKIRAの生原稿。
いくら観てても飽きない。
改めてじっくり観ると
塵や影、情報量がハンパない。
そして静と動。
ペンに迷いが無い。






漫画の教育を受けていないわたしは
小学生の時、母に買ってもらったこの本だけが教科書だった。



この本の中に大友さんの漫画のコマが沢山取りあげられていて
高校生になって読むまでAKIRAがどんな作品なのかを
何度も何度もただ想像していた。
その頃の憧れと不安を思い出して
SHOHEIさんのブログにあった
一生分のモチベーションをもらえるというのは
本当にその通りだなと思った。


早く帰って漫画を描かなきゃ
と急いで帰りました。











2012年5月24日木曜日

さしずめパナマ



松子と2人で未来科学館へ。
ずっと恋い焦がれていたASIMOと初めてお目通りがかないました。
登場したとき本当に息をのんだ。







未来科学館はみらいだらけだった。
みらいっぽいものはどうしてもキラキラした目で視てしまう。
半分ぐらいよくわかんない展示だったけど
やっぱキラキラした目で視てしまった。
人体の模型があって臓器が色々取り外せるようになってて
松子がいじってたところに3歳ぐらいの子供がやってきて
「ママこれやりたい〜」
みたいなことを言ってたので
松子がその子に大腸を渡したら
ギャン泣き。
松子の目が哀しそうに三角だった。







企画展『世界の終わりのものがたり もはや逃げられない73の問い』
おもしろかった。
世界の終わりや人の終わりなど色々なものの終わりを考える
インタラクティブな展示。
自殺のコーナーみたいなとこに
自殺率の高い国ランキングみたいなのがあって
ダントツで一位がリトアニア。
日本は5位。
何故リトアニアなのかを考えたところ
大麻・アルコール摂取率が高いのが原因と観られている他に
失業率が高いのが大きいのかなと最初は思ったけど
(リトアニアは20%)
失業率高めのドミニカやジャマイカやパナマは順位がとっても下。
そのへんは気候が関係してくるようです。
自殺率のランキングを眺めていると
順位が下であれば下であるほどその国がバカっぽく見えてくる。
(とてもいい意味だけど)
わたしは人生の中で死にたいと思ったことが一度も無いので
漫画家自殺確率ランキングなんてものがあれば
下の方にバカっぽく載っているだろうな。













帰りの水上バス、気持ちよかった。
今度は松本零士先生デザインのヒミコに乗ってみたい。

2012年5月20日日曜日

すぎなみに憧れて




東北に帰省するついでに東京行くわ!
とつんさまが京都から会いにきてくれた。
仕事が終わらずに家で作業しながら彼女を待っていると
差し入れのカレーを持ったインド人みたいなターバン女が入ってきた。
つんさまだ。
「左京区ではこんなんいっぱいおるから気にせえへんで〜」
と毅然とした態度をとっている彼女だが
何故カレーを選んだかという理由を
聞いてもいないのに一生懸命ずっと喋っていた。
どの店もやってなくてカレー屋しかなくて仕方なかったと。
とりあえず狙ったわけではないということだけ
ハッキリさせたかったらしい。
でもターバンもカレーもつんさまが話さなければ気づかなかった。
その時わたしはカラー原稿の解像度を間違えたことで
頭がいっぱいだったから・・・!


仕事が片付いたので手紙舎に散歩がてらお茶しに行って
夜はのらぼうにご飯を食べに西荻へ向った。
西荻を歩いているとつんさまはずっと興奮していた。
「西荻めっちゃいいなぁ!絶対西荻や!西荻夫婦になる!」
つんさまはもうすぐ旦那様のお仕事の都合で
京都と東京の二重生活を始める。
東京のおうちを西荻にしたいらしい。
そんなつんさまを見ていたら
どこかに憧れて引っ越すというのはいいなぁと思った。
わたしもそろそろ引っ越そうと考えているので
どこに住みたいのか真剣に考えていかなきゃ。


気がつけば今住んでいる街にきて
8年経とうとしている。
その頃一緒に暮らしていた恋人から逃げるように
何の憧れも持たず移り住んだ街だったけど
意外と自分に合っていたようです。
8年の間、この街で沢山作品を描いた。
最初アシスタントさんには
ちゃぶ台で作業してもらっていて
高さが足りないからちゃぶ台のアシの下に
三島由紀夫や夏目漱石や太宰治や川端康成などの
文庫本を沢山敷いて調整していた。
「こんなに偉大な文豪達をちゃぶ台の下に敷くなんて
ちひろさんは大物になりそうだね」
と、これもつんさまに言われたことだけど
8年経っても小物です。
でも小物とは言え今の家では少し手狭になってきた。
次はもう少し広い部屋にしよう。
そして今度は住んでみたい街にしよう。


つんさまと駅から新宿を眺める。
都会に近いのに地味な街なの。



生誕バブル



先日32歳になりました。
実はワカパイと生年月日が全く一緒のわたし。
言われてみればなんとなくたわわな感じが似てなくもないですかね。
(わたしの場合ハラが)


今年は新潮社のIさん夫妻プレゼンツの御馳走会を皮切りに
沢山の人達に連日お祝いしてもらえて
自宅にも手紙やプレゼントが届いたり
幸せな誕生日ウィークを過ごしていました。
いただいたプレゼントのどれもこれも
わたしが喜ぶものをとアレコレ考えてくれたんだろうなぁと感じるものばかりで
「あぁ、チクショー!わかってんなぁ!」
と心の中でくやしくなってました。
お祝いしてくれたみなさん
本当にありがとうございました。
この1年アメージングな1年にしますね!


全然関係ないけれど
今日吉祥寺のスタバでレジを待っていたら
わたしの前に杉村太蔵似の小学3年生ぐらいの黒い太った少年がいて
その子がずっと
「俺はねぇ〜 あの上にフワフワの白いヤツのキャラメルかかってる
下がシャリシャリしたアイスのヤツをねぇ〜
ぜっ  た  い  食  べ  る  の  だ!!!」
とうるさく騒いでて
注文した後ドスンドスンはねながら
作ってる店員さんに向って
「真剣に作ってるのか!」
と物申しててすごいなぁと思いました。
わたしもあんな風にこだわって生きたい。


その後観たアキ・カウリスマキの新作はやっぱり優しかった。
お客さんに中高年のカップルが多かったのも素敵。
バウスシアターの誕生月割引は最高です。










江戸っ子!

2012年5月18日金曜日

書くこと考えることをやめないために




前々からやりたいと思っていたのに
後手後手にしていたことをちゃんとやることにしました。
それは新しいブログです。


最近仕事をこなして眠くなって寝る
という生活の繰り返しなので
なんかもっと一日を振り返ってみたり
考えた事をまとめるような作業をして
丁寧に過ごしたいという気持ちが芽生えました。
既にブログをやっているし
そこでもいいとは思ったのですが
漫画の告知やその他の情報たちとごっちゃにするのは
なんか雑多すぎて気持ち悪いなぁと思い
新しくブログを始めることにしたのです。


ここではわたしの生活のト書き部分を綴りたいと思います。
とても個人的でバンバン固有名詞が出てくると思います。
SNSとかでやれよって感じですが
おしつけがましくしたくないので
見たい人が見たい時に勝手に見れるブログという形にしました。


ここでは
作家でもあるし
ただの人でもあります。
かっちょいいこと書きたい時は作家で
〆切前はただの人になります。


なるべく更新頻度は高めにいきます。
手を止めない、考えるのを止めない、の延長線の場所です。
朝、パソコンつけたときのついでや
お仕事の息抜きや
寝る前のふわふわした時間や
そういった隙間に思い出したように開いてくれたら嬉しいです。


夜書いた文章はとっても不安。
でも眠いし今日はこのへんで。