2012年7月12日木曜日

風景の共有





作家というものは
語りべである前に聞き手であるべきだと思うし
手を動かす前に足を動かすもの。








わたしは働いている女性が好き。
血尿を流しながらギリギリで働いてる彼女達が
積み上げてきたものの頂で見た風景を共有したい。
人の数だけカメラがあっても
シャッターきるような瞬間はそう多くない。
誰かの財産を分けてもらう度
わたしは一生映写機のような生き方をしていきたいと思ってしまう。


そんなことを
何故か連れて行かれた神泉の東電OL殺人事件の現場の前で
ヒャアヒャア言ってる彼女達の横で考えていた昨夜。

なんで。