2012年6月16日土曜日

滲む



今日は秋田書店のYさんと打ち合わせ。
やりたいと思う事があっても
口から出した瞬間大したことじゃなく感じさせる
自分のプレゼン能力の低さに毎度ひく。

Yさんと分かれた後
大好きなカフェにお別れをしに行った。
どうでもいいカフェはだらだらとありつづけるのに
本当にいいカフェはどんどんなくなってしまう。
閉店の理由は知らないけれど
知らないままでいいや、と思う。

毎回食べるセットをいつも通り頼み
店内に転がった色んな記憶を拾う。
あの席ではあの人にあんな相談したな。
あの席ではあの人がずっとくさくさしてたな。
変わらない匂いや色や湿度は記憶を鮮明に思い出させる。
この店には沢山の人と訪れた。
一人もいいけど
誰かと来たい店だった。